醸造所: 野口酒造店/東京都
原材料: 国産米
精米歩合: 50%
アルコール分: 15度
【味わい】
約40年ぶりに自社醸造を再開──新「國府鶴」誕生
「国府の地で鶴のような酒を醸したい」という想いを胸に、丁寧に仕込んだ一本。
凛とした佇まいと上品な香り、端正な味わいに麗しさをまとい、米本来の旨みをしっかりと引き出しました。
口当たりは柔らかく、後口にはすっと消えるような切れの良さ。淡麗でありながら、旨味の奥行きを感じさせる、心に残る旨口酒です。
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【國府鶴 こうづる / 野口酒造店】
1860年創業の老舗・野口酒造店が、2024年に約40年ぶりの自社醸造を再開しました。
代表銘柄「國府鶴(こうづる)」は、武蔵国の国府が置かれていた府中の地に由来し、「鶴のように美しい酒を、この地で醸す」という想いが込められています。
再始動にあたっては、上川大雪酒造の助言を受けて酒蔵を全面改築。佐賀・天吹酒造で研鑽を
積んだ杜氏・木下大輔氏を迎え、地域に根ざした酒造りを進めています。
府中市の東京農工大が開発した新品種米を使い、旧武蔵国の「米」と「水」で日本酒を造る“武蔵日本酒テロワールプロジェクト”に取り組んでいます。地域農業や産業の発展、環境保全、人材育成に貢献する持続可能な酒造りを目指しています。